最近では、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」と腸内細菌との関係が世界的に注目されています。
アメリカ・アリゾナ州立大学の調査では、自閉症のお子さんの腸内細菌は一般に比べて、菌の多様性が低く、腸自体が脆い傾向にあるということが分かりました。
また、胃腸に障害がある子ほど、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の症状も重くなるとの結果も出ています。
台湾のグループの報告では、7~15歳の自閉症のお子さんに毎日乳酸菌を摂って貰ったところ、苛立ちや多動行動が減り、「注意欠陥多動症(ADHD)」の症状評価テストで明らかな改善がみられたそうです。
「発達障害」の症状に対する療育ももちろん大切ですが、一般生活の中でビフィズス菌や乳酸菌を積極的に摂って、腸と脳に優しい食生活を送りましょう。
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