自閉症や高機能自閉症、アスペルガー症候群などの「自閉スペクトラム症(ASD)」に該当する5歳児の割合が、3%を超える可能性があると、弘前大学の斉藤准教授らのグループの発表で分かりました。
「自閉スペクトラム症(ASD)」は、発達障害の中でも「コミュニケーションが苦手」だったり、「こだわりが強い」などの傾向があります。
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また、調査では「自閉スペクトラム(ASD)」の子供の88.5%が「注意欠陥多動性障害(ADHD)」などの別の発達障害を併発する傾向があることも分かりました。
このように発達障害は、けっして珍しいものではなく、むしろその子の性格や特性に近いものです。無理に大人が治そうとするのではなく、他の子との「違い」として捉え、適切にサポートしていくことが必要です。
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