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執筆者の写真てぃだまち倶楽部

ボッチャ(Boccia)

もうすぐパラリンピックが始まりますね。

みなさんは、ボッチャ(Boccia)という競技をご存じですか?

日本のチームはリオでも銀メダル、世界選手権で銀メダルに輝いている強豪チームなんです!

ボッチャはパラリンピック独自の競技で、ジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)を投げた後、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自球をよりジャックに近づけたチーム・個人が勝者となります。投球したボールを正確に目標に近づけられるか、または、相手のボールを利用して自分のボールを有利にするか・・・様々なテクニックを駆使しながら頭脳戦が繰り広げられます。

ボッチャで特徴的なのはボールです。初めてボール触った時に「ちょっと大きめのお手玉みたいだな。」と思いました。持ってみると結構重みがあり、運動会の玉入れの赤白球とも違います。周長270±8㎜、重さ275±12gの主に皮革製または合皮製です。表面はつまめるほど柔らかく、弾まず転がりにくい仕様になっていて、表面の縫い目によってもボールの軌道が変わるため、一つひとつの癖を見極める力も必要とされます。


相手ボールを利用したり、フィールド内のボールの点数などが関わってきたりなど、ゲートボールやカーリングに似ているところもありますが、使うボールの材質が違うので、ボッチャならではの戦略があります。



手で投げることのできない選手も活躍しています。

キック、あるいは競技アシスタントのサポートを受けながら、「ランプ」と呼ばれる投球補助具(勾配具)を使ってボールを転がします。その「ランプ」での投球も、絶妙な力加減を発揮する選手がいて思わず拍手をしてしまいます。


そして・・・応援するのも楽しいですが、自分でやってみるのも面白いです!


思ったようにボールが跳ねない!想像したように動かないのですが、それがいいのです。

目と手の協応が難しく、スピードが早くて大きなボールが飛んでくるのが苦手なお子様でも、怖がることなく、ルールのあるスポーツを楽しむことができます。

老若男女、大人も子どもも問わずに競技できるスポーツです。

千葉県では貸し出しもしているので、コロナが落ち着いたらぜひお試しを。(^^)/


※千葉県障害者スポーツ・レクリエーションセンターでは、無料で障害者スポーツ用具の貸出を行っておりますので、お気軽にご利用ください。


※パラリンピック『ボッチャ』のページ








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