暑い日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日は、てぃだまち倶楽部の待合室にある本の紹介をいくつかしてみたいと思います。
『ことばをはぐくむ』ぶどう社
長年言語聴覚士で活躍されている中川信子先生の本です。カテゴリごとに分かれていて、ことばのメカニズムや、感覚統合などの内容から、お家でも取り入れやすいお口の体操などが載っています。
「おわりに」のページに中川先生がこのように書かれています。
『「それではだめだ」「もっとがんばれ」「お母さんがしっかりしなくては」と、叱咤激励されることばかりが多い、障害児のお母さんたちです。私は、そのお母さんたちに、「そのままのあなたでいいんですよ。りっぱですよ」と言いつづけていました。私にはほんとうにそう思えるからです。』
発達に気がかりのある子を育てる母として肩の荷がふっと下りたような気がしました。
そして最後に、先生ご自身の言葉について『ひとりの「ことばの先生」が話した考えにすぎないので、どうぞほんとうに納得できるか、ご自分に引き寄せて考えてみてくださいね。』と優しく投げかけてくれています。
気負うことなく開ける本です。「ああ、こんな方法があるんだ~。」とちょっとしたヒントを得るきっかけになるかもしれません。
絵本もおすすめです。
『やっぱりおおかみ』福音館 ささき まきさんの絵本と、『フレデリック~ちょっとかわったねずみにはなし~』好学者 レオ=レオニさんの絵本もおすすめです。
人と違う考え方をしたり、人と違う視点で物を考えたり、一見すると悪い事に思えてしまうようなことも、自分を信じてそれをまっとうする。それ
で良いんだ。そんな風に思える絵本です。
そしてもちろん、感覚と運動の高次化理論!てぃだまち倶楽部がアドバイスを頂いている淑徳大学の池畑美恵子先生の本もご紹介です。
『感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開』学苑社
なで毛布ブランコなのか、なぜ、マッチングなのかお子様の発達について専門的に書かれています。
子育てをしていると、目の前のことに精一杯で、「なかなか本を読む時間も持てないなあ・・・」と自分の子育て真っ最中の時に思っていました。
知りたいことや、勉強になりそうなものから、ちょっと気分転換になるものなど、療育中に待合室でご覧になっていただけるように準備をしておりますので、いつでもお申し付けください。(^^)/
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