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執筆者の写真てぃだまち倶楽部

お友達と遊べるってどんな感じ?

てぃだまち倶楽部をご利用開始より8か月、

お友達を意識して、関わろうとする姿が増えてきました。



最初はそれぞれ自由に遊んでいた、てぃだまち倶楽部のお友達。

ゆっくり、ゆっくり育ってきた関係です。



みなさんは、並行遊びをご存じですか?

皆と同じ場所にいて、一人遊びではないように見える。でも、お友達とのやりとりはない。

近くにいて同じことをしている様子だけれど、お友達に働きかけには行かない。


そんなお子様の姿を見ると、お友達と遊べていないのでは・・・と、心配になるかもしれません。でも、大丈夫です。


これは『平行遊び』というお子様の成長過程です。


『並行遊び』は一般的な成長発達のお子様ですと2~3歳頃に多く見られます。てぃだまち倶楽部のお友達も、それぞれの発達の段階で『並行遊び』の姿が見られます。


同じ場所にいて、同じような玩具で遊んだり、同じような動作をしていたり、すぐ隣に近づいてみたり・・・。




大人から見るとあまり関わっていないように見えますが、

実は物を介して、お友達(他者)の存在を意識し始めている段階なんですよ。

よーく見ると、遊び方を真似し始めたり、お友達が去った後に同じ玩具を手に取ったり。

存在に影響を受け、安心感を得たりもしています。




砂場で遊ぶことに興味がなかったお子様

お友達が楽しく遊んでいる傍で、砂場でのショベルカー遊びに興味を持ちました。

その後は砂場遊びに興味を持って遊びの幅が広がり、最近はかかわりが生まれています。


お友達が大工さんの玩具の「音」に反応してやってきました。



物を中心に手を伸ばしていく子ども達。自然と物の取り合いに発展することもあります。


お友達が遊んでいる玩具に目が行き、お互いに譲ることもできなくて、大人からは取ったように見えるけれど・・・。

玩具に目が行くのも、お友達が楽しそうに遊んでいたから。


そんな時は、指導員が仲立ちに入りながら、環境作りをします。

楽しみながらお友達を意識して関りが生まれるように。

次第に物を介して、『物』から『お友達(他者)』へと意識が向いていきます。


そして、少人数でのやりとりの経験を経て、徐々に集団遊びへ成長していきます。

てぃだまち倶楽部はこれからも、お友達の存在をお子様のペースで意識できる小集団づくりを心掛けていきます。



安心できる環境で

楽しみながら

世界を広げていけたらいいですね(^^)/


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